投資マンション売却
【2026年最新】東京都世田谷区のワンルームマンション売却相場|査定目安と売り時を実成約データで解説

「三軒茶屋や下北沢など、人気の世田谷区にワンルームマンションを持っているけれど、今売ったら一体いくらになるのだろう?」
「不動産価格が高騰しているというニュースは見るけれど、金利上昇もささやかれる2026年現在、本当に今が売り時なのだろうか?」
お洒落で暮らしやすい街として、不動産市場でも別格のブランド力を誇る世田谷区。
しかし、大切な資産だからこそ、売却のタイミングや「実際に手元にいくら残るのか」というリアルな収支が見えずに、一歩を踏出せないオーナー様は少なくありません。
そこで本記事では、世田谷区における投資用ワンルームマンションの直近の実成約データ(2024年〜2026年)を徹底解析。
築年数やエリア別のリアルな査定目安はもちろん、世田谷区特有の強みや、税金・手数料を差し引いた「手残り額」を最大化する売却の鉄則まで余すところなく解説します。
あなたの世田谷区の物件が持つ「本当の価値」を正しく把握し、最も賢い資産形成の選択肢を見つけ出すために、ぜひ最後までお読みください。
目次
【この記事の3行要約】
- 世田谷区は三軒茶屋・下北沢などのブランド力と多数の大学を擁する、23区トップクラスの安定したワンルーム需要を誇るエリアです。
- 直近の実データ(2024〜2026年)では、築築浅だけでなく築20〜30年超の物件でも2,000万円前後という非常に高い水準で手堅く取引されています。
- 「価値が落ちにくいブランド資産」だからこそ、相場が高止まりし、金利上昇リスクが懸念される今が、利益を確定させる最大の好機です。
東京都全体のワンルーム相場については、以下の東京総合解説ページでも詳しく解説しています。
>>【2026年最新】東京都の投資用ワンルームマンション売却相場|23区のデータから読み解く「売り時」
今いくらで売れる?世田谷区ワンルームの査定相場
世田谷区のワンルームマンションは、直近の実成約データベースでは、築10年前後で2,400万円〜2,700万円台、築20〜30年でも1,700万円〜2,000万円台、築40年前後でも800万円〜1,100万円台が査定相場の目安です。
「細かいデータを見る前に、今の自分の物件がいくら帯で売れるのか知りたい」という方へ。まずは直近の実成約データ(2024年〜2026年)から算出した、世田谷区のリアルな査定目安を先にお伝えします。
ワンルームの標準的な広さである「専有面積20㎡前後」の物件の場合、築年数ごとの売却相場は以下のようになります。
【世田谷区:築年数別の売却査定相場(20㎡前後の場合)】
- 築10年前後: 2,400万円〜2,700万円台
- 築20〜30年: 1,700万円〜2,000万円台
- 築40年前後: 800万円〜1,100万円台
世田谷区は「住みたい街」の上位常連であるため、築20年〜30年が経過していても他区に比べて価格が崩れにくく、2,000万円前後の高値が十分に狙えるのが最大の特徴です。
立地や階数によって実際の価格は変動するため、正確な現在価値(手残り額)を確認したい方は、記事後半の無料シミュレーションもご活用ください。
東京都世田谷区ワンルームマンション平均家賃の推移過去3年(20㎡換算)
売却価格を支える大きな要素のひとつが、毎月どの程度の家賃収入を見込めるかという点です。
世田谷区は、三軒茶屋・下北沢・桜新町・用賀など、単身者からの人気が高い住宅地を多く抱えており、ワンルームの賃料水準も比較的底堅く推移しやすいエリアです。
今回、アップロードいただいた実取引データをもとに、30㎡以下かつ1986年以降築の物件を対象として、20㎡換算の平均家賃月額を集計しました。
その結果、直近3年の推移は以下の通りです。
| 取引年 | 20㎡換算の平均家賃月額 |
|---|---|
| 2024年 | 74,300円 |
| 2025年 | 79,480円 |
| 2026年(直近) | 79,535円 |
ご覧の通り、世田谷区のワンルーム家賃は2024年の約7.4万円台から、2025年には約7.9万円台まで上昇しています。
2026年も賃料水準は高いレンジにとどまっています。
この動きは、世田谷区が単なる住宅地ではなく、都心へのアクセス、暮らしやすさ、街のブランド力を兼ね備えたエリアであることを反映しています。
特に、三軒茶屋や下北沢のような人気駅周辺では、若手社会人や単身の共働き層、クリエイティブ職の居住需要が厚く、築年数が進んでも家賃が崩れにくい傾向があります。
売買価格が上昇している局面でも家賃がしっかり追随しているということは、投資家から見た収益性が急激に悪化していないことを意味します。
そのため世田谷区では、「家賃が取れるから買いたい」という投資家需要が売却価格を下支えしやすく、結果として高値売却にもつながりやすい構造ができています。
東京都世田谷区の主要駅TOP5に見るワンルーム売却相場の違い
世田谷区のワンルームマンション売却相場は、同じ区内でも最寄り駅やエリア特性によって大きく異なります。
ブランド性が強く価格を押し上げやすい駅もあれば、利回りの妙味によって個人投資家から買いが入りやすい駅もあります。
世田谷区内の主要エリア別に「価格」「家賃」「利回り」の相関構造を整理しました。
| 駅名(エリア) | 1日平均乗降者数(目安) | 平均売却価格(目安) | 20㎡換算の平均家賃 | 平均表面利回り |
|---|---|---|---|---|
| 三軒茶屋駅 | 約14.2万人 | 2,229万円 | 89,365円 | 5.53% |
| 下北沢駅 | 約23.2万人 | 2,370万円 | 77,308円 | 4.54% |
| 明大前駅 | 約9.3万人 | 1,800万円 | 80,189円 | 5.63% |
| 用賀・桜新町エリア | 約13.8万人 | 2,093万円 | 76,808円 | 5.04% |
| 世田谷代田駅周辺 | 約0.97万人 | 2,257万円 | 75,830円 | 5.27% |
※平均売却価格・平均表面利回り・家賃は、アップロードデータのうち30㎡以下・1986年以降築の物件を対象に集計しています。
※乗降者数は2025年度の各社局公表値を基にした目安です。三軒茶屋駅・用賀駅・桜新町駅は東急電鉄、下北沢駅・明大前駅は小田急電鉄および京王電鉄、世田谷代田駅は小田急電鉄の公表値を参照しています。
三軒茶屋駅エリア
三軒茶屋駅エリアは、世田谷区内でも価格・家賃ともに強い水準を維持している代表格です。
渋谷方面へのアクセスの良さ、駅周辺の商業集積、世田谷らしい住環境のバランスが高く評価されており、投資家から見ても非常に説明しやすい強エリアといえます。
平均売却価格は2,229万円、20㎡換算の平均家賃は89,365円と、今回の比較対象の中でも家賃水準が特に高いのが特徴です。
その分、利回りだけを見れば突出して高いわけではありませんが、価格と賃料の両方を押し上げる力が強く、仲介でも強気に売りやすいエリアです。
下北沢駅エリア
下北沢駅エリアは、世田谷区の中でもブランド性と流動性の高さが際立つエリアです。
カルチャー性の強い街としての知名度に加え、都心アクセスの良さもあり、若年層やクリエイティブ職の単身者からの支持が厚いエリアとして定着しています。
今回の集計では平均売却価格が2,370万円と高く、価格水準そのものは三軒茶屋に匹敵する強さを見せています。
一方で、利回りは4.54%とやや低めで、収益性よりも立地ブランドや将来の流動性を重視する買い手に向いた市場といえます。
価格を狙いやすい一方、やや高値帯でも動きやすいのがこのエリアの強みです。
明大前駅エリア
明大前駅エリアは、価格の手頃さと利回りの取りやすさのバランスが非常に良いエリアです。
京王線と井の頭線が使える交通結節点であり、新宿・渋谷方面の双方へアクセスしやすいことから、単身者需要が安定しています。
平均売却価格は1,800万円で、三軒茶屋や下北沢よりは一段買いやすい価格帯です。
その一方で、20㎡換算家賃は80,189円、平均表面利回りは5.63%と比較的高く、「手が届く価格帯で、ちゃんと回る物件」 として個人投資家に訴求しやすいタイプの市場といえます。
用賀・桜新町エリア(東急田園都市線沿線・洗練された住環境と堅実な実需)
用賀・桜新町エリアは、東急田園都市線沿線の中でも落ち着いた住宅地ブランドと安定した単身実需が評価されやすいエリアです。
渋谷方面へのアクセスに優れながら、三軒茶屋ほどの喧騒がなく、住環境重視の単身者やDINKs層からも支持されやすいのが特徴です。
平均売却価格は2,093万円、20㎡換算家賃は76,808円、平均表面利回りは**5.04%**で、価格・家賃・利回りのバランスが比較的整っています。
超高値を狙うというよりは、堅実に資産価値が維持されやすく、安定した条件で売却しやすいエリアとして見ておくと良いでしょう。
世田谷代田駅周辺(小田急線沿線・下北沢隣接のカルチャー波及エリア)
世田谷代田駅周辺は、下北沢に隣接しながら、より落ち着いた住宅地としての魅力を持つエリアです。
駅の規模自体は大きくありませんが、下北沢のブランド性や小田急線沿線の人気が波及しやすく、近年は注目度が高まっています。
平均売却価格は2,257万円、20㎡換算家賃は75,830円、平均表面利回りは**5.27%**で、駅規模の割に価格水準がしっかりしているのが特徴です。
「大ターミナルではないが、将来性と住環境のバランスで選ばれる」 タイプのエリアであり、指名買いに近い需要が入りやすいのが強みです。
世田谷区の駅別相場は「価格重視」か「利回り重視」かで見方が変わる
この5エリアを比べると、世田谷区のワンルーム売却相場は、単純に「どこが高いか」だけでは見えてきません。
三軒茶屋・下北沢は価格とブランド力が強いエリア、明大前は利回り妙味で買い手を集めやすいエリア、用賀・桜新町と世田谷代田は住環境と安定性で評価されやすいエリアという違いがあります。
つまり、同じ世田谷区でも、
高値を狙いやすい駅と、収益性を武器に売りやすい駅では出口戦略が変わります。
ご所有物件の最寄り駅がどのタイプに近いかを押さえておくと、仲介で強気に行くべきか、あるいはスピード重視の売却も視野に入れるべきか、判断しやすくなります。
【一次データ】東京都世田谷区の相場推移|根強いブランド力が生む高値安定市場
世田谷区の不動産市場の「今」を知るために、過去数年の動きを確認してみましょう。
以下のグラフと表は、弊社が世田谷区で実際に取引したワンルームマンションの「平均取引価格(青線)」と「平均表面利回り(赤線)」の推移(2020年〜2025年)です。

【世田谷区:ワンルームマンションの実成約データ推移】
| 取引年 | 平均価格 | 平均表面利回り |
| 2020年 | 1,543.6万円 | 5.97% |
| 2021年 | 1,684.0万円 | 6.39% |
| 2022年 | 2,002.5万円 | 4.92% |
| 2023年 | 1,884.8万円 | 5.48% |
| 2024年 | 1,944.6万円 | 5.92% |
| 2025年 | 1,894.1万円 | 6.45% |
平均売却価格は2,000万円水準の高水準で安定的に推移
2020年には1,543万円だった平均価格ですが、コロナ禍以降の都心回帰とブランド価値の再評価によって大きく上昇し、現在は1,900万円前後の高水準を維持しています。
表面利回りの低下は「空室リスクの極めて低い安全資産」である証拠
世田谷区の特徴的なポイントは、価格が高止まりしている一方で、利回りが5.9%〜6.4%前後と高水準で安定している点です。
これは、物件価格の上昇に合わせて「家賃相場も非常に強い(下落しない)」ことを意味しています。空室リスクが極めて低いため、国内外の投資家が最も「手堅い安全資産」として好む市場となっています。
直近の一次データで見る 東京都世田谷区のワンルームマンション実成約事例
この活況な市場において、実際に世田谷区のワンルームマンションが「いくらで」取引されているのか、2024年〜2026年の成約事例から特徴的な物件をピックアップしてご紹介します。
| 物件名 | 築年数 | 専有面積 | 取引価格 | ㎡単価 | 表面利回り |
| クレイシア世田谷野沢 | 築13年 | 25.52㎡ | 2,700万円 | 105.8万円 | 4.4% |
| リヴシティ駒沢大学 | 築11年 | 26.15㎡ | 2,560万円 | 97.9万円 | 4.3% |
| ホームズ世田谷 | 築23年 | 22.06㎡ | 2,300万円 | 104.3万円 | – |
| 菱和パレス世田谷桜新町 | 築27年 | 19.71㎡ | 2,150万円 | 109.1万円 | 4.8% |
| ステージファースト三軒茶屋 | 築26年 | 19.61㎡ | 1,790万円 | 91.3万円 | 5.5% |
| ハイシティ三軒茶屋第2 | 築41年 | 14.13㎡ | 1,120万円 | 79.3万円 | 7.0% |
| ハイシティ三軒茶屋第1 | 築42年 | 16.10㎡ | 1,070万円 | 66.5万円 | 7.1% |
| マートルコート尾山台II | 築35年 | 16.86㎡ | 700万円 | 41.5万円 | 10.3% |
あなたのマンション・アパートの価格が分かる
コラム監修
伊藤 幸弘(いとう ゆきひろ)
株式会社TOCHU(トウチュウ)代表取締役
投資マンション専門家/不動産コンサルタント
プロフィール
2002年より投資用中古ワンルームマンション売買のキャリアをスタート。
20年以上にわたり投資マンション市場に携わり、売主・買主双方のリアルな課題解決を通じて、個人投資家の資産形成をサポートしてきた。
2014年に株式会社東・仲(現:株式会社TOCHU)を設立。
投資用中古ワンルームマンションを中心とした売買仲介・買取事業を展開し、これまでの取扱実績は30,000件以上。
現在、会社には年間7,000件以上の投資マンション売却・不動産投資に関する相談 が寄せられており、多くの投資家の売却戦略や資産運用をサポートしている。
2025年には業界初となる価格透明化サービス 「TOCHU iBuyer」 を展開。
中古投資マンション市場の価格不透明性を解消し、投資家が適正価格で売却できる仕組みづくりを推進している。
「誠実な取引こそが市場の信頼をつくる」という理念のもと、 投資マンション市場の健全な発展を目指して活動している。
専門分野
・投資マンション売却
・投資マンション買取
・オーナーチェンジ物件売却
・不動産投資コンサルティング
メディア掲載・業界実績
投資マンション売却・不動産投資の専門家として、各種メディアや業界媒体で紹介されている。
・NHKにて不動産市場に関する取材
・「住宅新報」にてTOCHU iBuyerが紹介
・「リフォーム産業新聞」にて企業取り組みが掲載
・不動産業界メディア「リビンマガジンBiz」にてサービス紹介
・不動産オーナー向け専門誌「月刊 地主と家主」に書籍が掲載
・ERA LIXIL不動産ショップ全国大会にて成績優秀により複数回受賞。
・不動産業界団体 投資不動産流通協会 の会員として研修・研究活動に参加。
・JAPAN BUILD 「不動産テックEXPO」 のセミナー登壇
不動産取引のデジタル化・透明化に向けた取り組みを発信している。
保有資格
・公認 不動産コンサルティングマスター
・宅地建物取引士
・ファイナンシャル・プランニング技能士
・賃貸不動産経営管理士
・投資不動産取引士
・競売不動産取扱主任者
・日本不動産仲裁機構 認定ADR調停人
著書・実績
『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』(クロスメディア・パブリッシング)
『マンション投資IQアップの法則 〜なんとなく投資用マンションを所有している君へ〜』(CHICORA BOOKS)





