ワンルーム投資コラム

ワンルームマンションの価格推移について専門会社が解説【最新情報】

ワンルームマンションの相場価格を記録する人

 

ワンルームマンション投資家にとって、投資した不動産の売りどきを見極めるうえで、最新市場の動向を把握することはとても重要です。

市場はその時の金利や株価など、さまざまな社会状況によって変化するので、最新情報をチェックして大まかな流れだけでもつかんでおきましょう。

 

今回はワンルームマンション専門業者が、最新の成約事例をもとに価格の推移を解説します。

これから売買取引を検討しているオーナーさまは必見、売るタイミングの判断にお役立てください。

また、市場相場だけでなく、築年数による価格への影響、金利や株価と中古マンション価格の関係についても、わかりやすく説明しています。

 

東京23区のワンルームマンション価格推移、2021年最新版

はじめに最新の東京23区のワンルームマンションの価格推移について、グラフをもとにみていきましょう。

元のデータは、2021年1月から7月までの成約事例1517件から算出しています。(自社成約、レインズ事例より)

ワンルームマンションの平均㎡単価の推移(2021年成約データ)

ワンルームマンションの平均単価の推移 2021年

 

上の図は、東京都における今年はじめから7月までの直近7ヶ月、東京都の35平米以下のワンルームマンション平均㎡単価の推移です。

「コロナの影響はあるのか?」という点は皆さんが一番気になると思います。

結論としては、昨年と同様に、価格下落の影響が懸念されましたが、ほとんど影響がありませんでした。

むしろ、図からもわかるように、若干ながら価格が上昇しています。

原因としては、コロナ融資の影響で、金余りの状態が発生している可能性があり、その資金が不動産にも流れてきているのではと推測されます。

価格が微増しているということは、金融機関からの融資が積極的な状況が続いているので、物件が不足している状態といえます。

また、最近の傾向として、海外の投資家の購入も続いており、世界的に不動産の価格が上昇しています。

 

ワンルームマンションの築年数による価格の変化グラフ(2021年成約データ)

ワンルームマンションの築年数による価格の変化グラフ

 

次に築年数とワンルームマンション価格の関係をみていきましょう。

一般的に、築年数が古くなると価格が安くなるといわれていますが、どのぐらい影響が出るのか成約データをもとにグラフを作成しました。

売却のタイミングの参考にしてください。

 

購入から10年ぐらいは値下がりが早く、それ以降はゆっくり低下していきます。

1994年以前の物件は、価格が下げ止まっているように見えます。

しかし、それらの物件はバブル経済崩壊後の第6次マンションブーム前に建設されており、その多くが価格の大きく下がらない港区などの都心5区に建てられていることが要因だと思われます。

好立地の物件は古くなっても、価格が下がらないことが分かります。

中古マンションの過去10年間の価格推移

ワンルームマンション投資において、中古マンションの傾向を把握することも重要です。

なぜなら、中古マンションの価格の推移がワンルームマンションの価格にも影響を与えるからです。

それでは、中古マンションの過去10年間の価格の推移をみていきましょう。

中古マンションの価格推移グラフ

首都圏と東京の中古マンションの平均単価を比較したグラフ首都圏と東京の中古マンション平均単価表

 

上の図は、2008年〜2020年の中古マンション平均㎡単価推移のグラフです。

図からわかるように2014年から値上がり傾向にあり、2014年と2020年を比較してみると、首都圏、東京ともに約30%値上がりしています。

値上がりの原因としては、金利低下やワンルームマンションを取り扱う金融機関が増えたこと、株価の上昇による不動産市場の活発化、海外の不動産投資家増が要因として考えられます。

 

長期金利と価格の影響グラフ

 

上の図は2010年〜2020年の間の公示地価と長期金利の推移を表しています。

金利が下がると、低金利の恩恵を期待して住宅ローンを組む人が増えるため、不動産価格が上がります。

図でわかるように金利と不動産価格は逆相関関係にあります。

2014年以降のアベノミスクによる金融緩和により、金利がほぼゼロ近くまで下がっていくのに呼応するように、不動産価格は反対に上昇に転じています。

投資マンションの場合も同様です。利回りは金利と同じ動きをします。

金利が下がれば、期待利回りが下がっても買い手がいるため、マンション価格は上がります。

 

日経平均株価と価格の影響グラフ

 

次に株価と不動産価格の関係をみていきましょう。

株価と不動産価格は同じような値動きになります。

株価上昇による資産効果により、市中に資金が流れてきます。

市場は金余りの状況になり、金融機関による融資も活発化するので、その結果、不動産などの資産にも資金が流れてくるのです。

一般的に不動産価格は、半年遅れで株価の影響を受けるといわれています。

 

ワンルーマンションの価格予想

最後に、今後のワンルームマンションの価格についての予想です。

現在、投資マンションの融資が続いており、今のところ、急激な下落は考えられません。

しかし、コロナによる経済的な損失により倒産や失業が増えると、金融機関が融資に対して消極的になり、不動産融資から撤退をする可能性があります。

また、不景気になると、不動産の購入を希望する買主の年収減少などにより、物件を売りたくても買い手がつかない事態も予想されます。

今後は、全体的な日本経済の影響を受けて、価格は落ちていくと予想します。

 

今年に入り、世界的に金利は上昇傾向にあります。

世界的に金利が上昇すると、日本だけが低金利を続けることができなくなります。

金利が上昇することで、期待利回りが高くなるので、物件の価格は下がると予想されます。

問題は物件価格下落のタイミングがいつになるかです。

大きく価格が下がる前に、いつでも売却できる準備をしておきましょう。

まずは、売却査定をして自分の持っている物件の価格を知っておくことは戦略的に重要です。

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