築40年以上のマンションは、古くなってくればくるほど配管やパイプに不具合が発生して、水漏れが起きる確率が高まります。
投資マンション失敗

マンション投資にはリスクとリターンがあります。リスクを知ることで将来に備えることができ、失敗を未然に防ぎます。投資を判断するうえで、リスクとメリットの見合いがとれているかを考えることが大切です。また、当初想定していなかったリスクに晒されたときのストレスは想像以上に大きいものです。あらかじめ、潜在的なリスクがないかしっかり把握して、物件を選定し運用しましょう。
目次
客付けのネットワークがあり、早期に入居者をあっせんできる営業力が欲しいです。満室率95%以上は欲しいところです。また、値下げ以外に賃貸競争力を維持できる提案ができることも重要なポイントです。リフォームなどしっかりとした運営管理ができることも大切です。
スケールメリットがあることでコストダウンになり、オーナーにも恩恵があります。また、大規模に管理をしているとマネジメント仕組みができており、任せておいても安心できます。管理戸数が少ないと担当者に対する人的な負担が大きく、担当者によって内容に差が出てきます。
自社物件を販売するか買取するかしか選択肢がないと、不動産会社の諸経費がかかるために、取引価格が相場よりも不利になります。仲介ができて中古市場に明るい不動産会社がお勧めです。分譲や販売のみの会社は、オーナーにとって損をする可能性が高くなります。

世帯数が維持できるエリアであれば、賃貸需要が高い状態を維持できるので、空室や家賃低下のリスクを軽減できます。人口動態や開発計画などをしっかりチェックしてください。
郊外の物件よりも都心の物件の方がお勧めです。築年数が古くなっても賃貸需要があります。
空室リスクに備えるためには、入居者に人気の条件や設備は外せません。バス・トイレ別・オートロック・エレベータ・駅から7分以内・至近にスーパーやコンビニなど、購入にあたり条件を設定しましょう。賃貸募集の際に、物件サイトで検索されず問い合わせが入りません。空室が長期化します。
新耐震基準でRC造り・SRC造りのマンションは地震に強く安心感があります。また、耐久年数が長いので資産価値の下がり方がゆっくりしており、リセールバリューを考えたときに有利です。木造
規模が大きく外観のグレードが良く見えます。都心ではマンションの建設用地が少なくなっているの、今後は希少価値も期待できます。また、修繕積立金が集まりやすく、老朽化による維持修繕も長期的に余裕をもって計画できます。
管理組合と建物管理会社がシッカリ機能しており、管理状況が良好な物件を選びましょう。マンションは管理状態で、価格や家賃査定が大きく変わります。購入時には長期修繕計画や今までの修繕記録を確認することが大切です。メンテナンスにより将来発生する費用を抑えることもできます。
中古の方が初期投資の費用が安く済みます。また、新築は購入した翌日に売却しようとすると20~30%の価格減少を考えなければなりませんが、中古の場合は適正な相場価格で購入すれば、手数料や登記費用の負担だけで売却ができます。また、価格の減少スピードが遅いので価格下落のリスクが少なくできます。老朽化による問題が大きく発生する前の中古物件が得です。
関連記事:中古ワンルームマンション投資がおすすめ!成功と失敗のポイントとは!?
広さと家賃は正比例しませんので、ファミリータイプよりも、ワンルームやコンパクトマンションの方が、投資利回りが良くなります。
そして、ワンルームの方が1件当たりの価格が低いので、同じ金額でもワンルームの方が分散投資ができます。
比較的リスクが低いといわれるマンション投資ですが、潜在的なリスクは少なくありません。事前にリスク要因を把握し、対策を講じることによって、リスク分散をおこないましょう。
購入・売却・賃貸の適性価格が分からず、その結果、大きな損失を出すことがあります。市場の相場を把握するために、物件の売買情報をこまめにチェックすることが大切です。物件サイトだけでは正確な価格はわかりませんので、信用できる不動産会社から正しい情報を獲得してください。
マンションのような不動産は経年劣化するため、古くなればなるほど価格が下がっていきます。価格の下落を想定したうえで、その減額分を家賃収入で補い、全体でプラスにできるかどうかの試算が必要です。5年後10年後の価格がいくらになっているのかあらかじめ計算をして、投資先として見合うか判断しましょう。
マンションなどの集合住宅では、入居者トラブルも発生しやすいリスクです。入居者の過失による水漏れや設備故障、家賃の滞納や退去精算費用の交渉のもつれなどのお金のトラブル、騒音クレームなど、リスクは多岐にわたります。全てを自分一人では迅速に対応できないので、専門的な知識がある賃貸管理会社に管理委託しましょう。
地震、水害、火災などの災害もリスクの一つです。建物全体はマンション管理組合で保険に加入していますが、専有部分についても個別に損害保険に加入しましょう。他にも、旧耐震基準の物件は購入しない、水害ハザードマップを確認してから購入を検討するなど、災害リスクに対しても事前にしっかり対策しましょう。
マンションの老朽化は避けては通れないリスクです。建物全体の大規模修繕工事や室内のリフォーム・設備交換が必要になると負担が大きくなっていきます。
大きな修繕が必要になる前の売却も一つの手です。特に古い物件を購入する際は、設備費用も計算に入れて購入価格を決定しましょう。
(株)TOCHU築40年以上のマンションは、古くなってくればくるほど配管やパイプに不具合が発生して、水漏れが起きる確率が高まります。
マンション投資を始める際、多くの方は金融機関から借入れをおこなうでしょう。もし、変動金利を選択した場合、金利上昇によって月々の負担額が大きくなる可能性があります。
今後、金利が上昇する可能性は高く、キャッシュフローの悪化も予想されます。余剰資金を用意しておいて、いつでも一部繰り上げ返済ができるように準備しておきましょう。
少子高齢化により、日本の人口は2045年に1億人を下回る可能性があります。人口減により、需要と供給のバランスが崩れてしまい、賃貸運営が厳しくなることが予想されます。人口が減っても、流入が維持でき、世帯数が増加する都心部の物件購入をおすすめします。
一般的に、「築年数が1年経過するごとに家賃は1%下落する」と言われています。家賃の下落はキャッシュフローの悪化につながり、想定している運営ができなくなるリスクがあります。入居者募集条件の見直しや、リフォームなどで競争力をつけることで、家賃の低下を防ぎましょう。
物件が古い、部屋が狭い、駅から遠いなど競争力がない物件は、長期間入居者が決まりにくい傾向があり、そのため空室リスクが高くなります。郊外の古い物件でマンション全体の入居率が7割程度であれば、事業として成立せず赤字になる可能性が高いため、売却も検討しましょう。
関連記事:不動産投資では空室対策が不可欠!具体的な方法とやってはいけないこと
マンション投資での収支悪化が続き、ローン返済の見込みがなくなると、最悪の場合、自己破産に至ってしまうケースがあります。
長期でマイナスにならないようにシミュレーションし、余剰資金を確保しておきましょう。キャッシュフローをプラスにする意識が重要です。
関連記事:不動産投資の失敗で自己破産の危機。破産しないために必要な対応とは
自宅購入時にマンション投資のローンがあることで、住宅ローンを組めない可能性があります。不動産投資ローンと住宅ローンの併用により、融資限度額が下がったり、審査が通らなかったりする場合があります。将来のライフプランを決めてから投資を決定しましょう。
関連記事:不動産投資ローンを組んでいて、 住宅ローンを借り入れることはできるのか。影響を解説
投資物件の管理会社の赤字が続くと、適切な維持管理が行われない恐れがあります。もし、倒産した場合、賃貸管理会社の場合、家賃滞納や敷金未回収が予想されます。建物管理会社の場合、修繕積立金が流用されて回収が困難になることも。
定期的なやり取りの中で、担当者が次々に入れ替わる、送金や報告が遅れる、連絡が取れないなどの不審な兆候がないか注意しておきましょう。
マンション投資で借入金の額が大きくなることで受ける、心理的なストレスは小さくありません。さらに、確定申告や各種の管理会社とのやり取りなど、想定外の手間もかかります。
投資には向いている性格や適性があります。無理に投資をすることはなく、売却することも精神的なストレスの解消につながります。購入の際には様々なリスクを踏まえて、後悔しない決定をしてください。
(株)TOCHU私が考える不動産投資における一番のリスクは、物件を高い値段で買ってしまうこと。そうなると、どうしても利益を得ることは難しいでしょう。
また、相場より家賃が高く賃料が設定されている物件を掴まされてしまうことにも要注意です。例えば、相場賃料が8万円のエリアで、9万円の賃料収入が見込めるとして販売されている物件を買った場合です。物件の設備や立地などに相場より高い理由や裏付けがなく、現状で入居者がいても退去してしまうと、次の入居者は8万円に値下げしないと決まらないでしょう。
しかし、収支のシミュレーションは購入当初の9万円で組まれてしまっています。つまり当初の計画と比べて毎月1万円の収入が減ったことになります。10年物件を所有したら、その差額だけで120万円です。多くの投資初心者は物件周辺の価格や家賃を調べずに、購入してしまい失敗しています。
不動産投資においては、提案内容や物件情報、提案してくれる不動産会社のことを疑ってかかることが大事だと思います。不動産会社の立場である私が言うと身も蓋もありませんが、本当に正しい情報なのかをきちんと確認しながら判断することが重要です。
以上にあげたようにマンション投資にはリスクも伴います。しかし、やり方次第では、他の投資に比べて安定しており、十分に利益をもたらす有望な投資といえます。次は、マンション投資におけるメリットをみてみましょう。
レバレッジとは「てこの原理」を意味します。不動産投資には、少ない自己資金でより大きな利益を得るレバレッジ効果が期待できます。投資初期時に、自己資金が少なくても銀行からの融資を組み合わせることによって、大きな物件を購入し、より大きな利益を狙えます。
特にマンション投資は少ない資金で始められるため、不動産投資のスタートにはおすすめです。
マンション投資は他の不動産投資と比べて、価格帯が安いため、比較的、流動性が高いといえます。また、オーナーチェンジが多いために、実需と比べて取引が簡単です。
証券やFXなどのハイリスク・ハイリターンの金融投資と違い、値動きがゆっくりで長期的に安定しています。金融投資は元本割れのリスクもありますが、マンション投資は物件を売却しないかぎり資産価値がなくなることはありません。
不動産投資初心者に人気で、マンション投資物件のなかでも取り扱いが多い「オーナーチェンジ物件」。オーナーチェンジ物件とは、入居者がすでにいて、賃貸契約をそのままで売買される物件です。
すでに入居者がおり、すぐに家賃収入が期待できるため、資産計画がたてやすいでしょう。
専門の管理会社に管理委託することで、投資マンションの管理・運営一切を任せられます。オーナーは煩雑な管理業務に時間を取られないので、その空いた時間を本業や別のマンション運営などに回せます。
不動産投資には、団体信用生命保険(団信)があります。団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が亡くなってしまったり、重大な障害を負ってしまったりした場合に、ローン残額の肩代わりをしてもらえる住宅ローン専用の保険のことです。
もし、マンション投資オーナーが亡くなってしまった場合も投資物件のマンションはそのまま遺族に残るため、その後も家賃収入や売却益を期待でき、生命保険の代わりになります。
今後、安定した年金制度の維持に不安があるなか、マンション投資は老後の年金対策になります。空室にならない限り入ってくる家賃は不労所得になるので、退職後の安定した収入源になるでしょう。
不動産の固定資産評価額は現金よりも低く見積もられるため、現金で相続するよりも評価額を低く設定できます。そのため、相続する際に節税効果が期待できます。
関連記事:投資用マンションの相続税について 相続税対策するか売るべきか?
インフレ時は物価が上昇し、貨幣価値が下がります。しかし、不動産は資産価値が下がりにくい傾向があります。
さらに、インフレ時には家賃や不動産価格は上昇傾向になるため、家賃収入やマンション価格が上がる可能性があります。そのため、一般的に不動産はインフレに強いと言われています。
マンション投資において、事業に使ったお金は費用として認められるため、必要経費として計上できる範囲は広範囲にわたります。
多くの必要経費を計上し、不動産収入よりもその総額が上回って赤字になった場合、赤字分を本業の黒字の収入額から差し引く損益通算ができます。損益通算により、確定申告する収入額を減額できるため、節税効果が期待できます。
関連記事:ワンルームマンション投資は節税になる? 節税の仕組みや注意点を解説
以上、マンション投資の13のリスクと9つのメリットを説明しました。
将来のリスクを正しく把握し、リスクとメリットを天秤にかけて判断していくことをおすすめします。
(株)TOCHU成功している不動産投資家は総じて勉強家です。きちんと勉強してます。
どういう勉強かというと、不動産に限らず投資全般を学んでいます。株やFX、投資信託、なんでもいいんですけど、投資をいくつかやった上で、不動産投資をはじめる方が成功確率は上がると思います。小さな投資を経験してから、レバレッジを効かせた不動産投資を始めた方がいいと思います。
いきなり不動産投資を始めるというのは、自転車に乗れないのに、いきなりバイクに乗るようなものです。だから事故るとすごい痛いですよね。自転車だったらすり傷で済んだのに、バイクだと致命傷になってしまいます。
あなたのマンション・アパートの価格が分かる
2002年より投資用中古ワンルームマンション売買のキャリアをスタート。
20年以上にわたり投資マンション市場に携わり、売主・買主双方のリアルな課題解決を通じて、個人投資家の資産形成をサポートしてきた。
2014年に株式会社東・仲(現:株式会社TOCHU)を設立。
投資用中古ワンルームマンションを中心とした売買仲介・買取事業を展開し、これまでの取扱実績は20,000件以上。
現在、会社には年間7,000件以上の投資マンション売却・不動産投資に関する相談 が寄せられており、多くの投資家の売却戦略や資産運用をサポートしている。
2025年には業界初となる価格透明化サービス 「TOCHU iBuyer」 を展開。
中古投資マンション市場の価格不透明性を解消し、投資家が適正価格で売却できる仕組みづくりを推進している。
「誠実な取引こそが市場の信頼をつくる」という理念のもと、 投資マンション市場の健全な発展を目指して活動している。
・投資マンション売却
・投資マンション買取
・オーナーチェンジ物件売却
・不動産投資コンサルティング
投資マンション売却・不動産投資の専門家として、各種メディアや業界媒体で紹介されている。
・NHKにて不動産市場に関する取材
・「住宅新報」にてTOCHU iBuyerが紹介
・「リフォーム産業新聞」にて企業取り組みが掲載
・不動産業界メディア「リビンマガジンBiz」にてサービス紹介
・不動産オーナー向け専門誌「月刊 地主と家主」に書籍が掲載
・ERA LIXIL不動産ショップ全国大会にて成績優秀により複数回受賞。
・不動産業界団体 投資不動産流通協会 の会員として研修・研究活動に参加。
・JAPAN BUILD 「不動産テックEXPO」 のセミナー登壇
不動産取引のデジタル化・透明化に向けた取り組みを発信している。
・公認 不動産コンサルティングマスター
・宅地建物取引士
・ファイナンシャル・プランニング技能士
・賃貸不動産経営管理士
・投資不動産取引士
・競売不動産取扱主任者
・日本不動産仲裁機構 認定ADR調停人
『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』(クロスメディア・パブリッシング)
『マンション投資IQアップの法則 〜なんとなく投資用マンションを所有している君へ〜』(CHICORA BOOKS)
代表取締役伊藤幸弘
もし失敗しても、買った値段ですぐ売れると思っている人は多いですが、大きな間違いです。失敗してしまう物件というのは、そもそも価格が適正ではない=相場より高い価格で購入している可能性が高いです。そのため、購入価格より大きく値引きをして売却しなければなりません。
物件を買った会社に売却を頼もうとしても、既に会社自体がなくなっていることも多いです。また、買った会社に「買い取ってくれ」と頼んでも、応じてくれることはないでしょう。
やはり購入時に物件を吟味することが重要です。即決しないことです。自分自身が本当に納得しなければ物件を購入してはいけません。