投資マンション基礎知識
流行のネット自動査定では正確な価格はわからない
インターネットなどで、所有している投資ワンルームマンションの情報を入力するだけで、簡単に売却価格が分かると流行りの自動査定ですが、実は正確な価格は分からないと言えます。
なぜならば、自動査定では物件ごとの個別性が反映されづらく、少ない取引事例により、大きく査定価格が変動してしまうからです。
投資用マンションの個別性で影響が大きのが、月額の家賃、月額の管理費などです。同じような築年数、駅距離、広さでも家賃が1割以上違う物件は多くあります。
また、月額の管理費は、管理組合の決定により、購入時の倍になっているようなケースもあるので、手取りが大きく変わってしまうこともあります。手取り家賃の利回りの影響を大きく受けますので、査定が難しくなります。
例えば、家賃が同じでも管理費が1万円と2万円では手取り家賃が1万円も違うために、査定価格が数百万円の違いになることもあります。
また、投資ワンルームマンションはファミリータイプに比べて、分譲数がすくないので、エリアによっては取引事例が少く、極端な査定価格になることも多いです。裏話ですが、大きな差が出るものは手動設定で、平均単価などを調整をしているサイトも多いと聞きます。
不動産は大切な資産ですので、安易に自動査定に頼らず、投資マンション専門会社に相談をしてください。
専門会社の無料査定によって、正確に現状の査定価格を知ることが、機会損失をしないポイントです。無料査定を実施した結果、思わぬ高値査定で売却を決断された方も多いです。
無料査定を依頼するか、迷っているのであれば、今がおすすめです。
査定後に必ず売却をしなければいけないということはありませんし、無料査定をすることに、何もリスクはありません。
定期健康診断のような感覚で、情報収集として、参考までに現状の売却価格を把握するという考えで、お気軽に無料査定をご利用いただくことをおすすめいたします。
すぐにではなくても、いつかは売却をしようと考えているのであれば、まずは、無料査定であなたのワンルームマンションの現在の売却価格を知っておいて損はありません。
実際に不動産会社との情報交換をして、現状を知ることは将来の為になると言えます。ぜひ、ネットの自動査定ではなく、専門会社の無料査定を有効にご活用ください。
あなたのマンション・アパートの価格が分かる
コラム監修
伊藤幸弘
資格
宅地建物取引主任者・賃貸不動産経営管理士・FP技能士・公認 不動産コンサルティングマスター・投資不動産取引士・競売不動産取扱主任者・日本不動産仲裁機構ADR調停人
書籍
『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』
『マンション投資IQアップの法則 ~なんとなく投資用マンションを所有している君へ~』
プロフィール
2002年から中古投資マンションを専門に取引を行う。
2014年より株式会社TOCHU(とうちゅう)を設立し現在にいたる。