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不動産

中古マンションの売却相場|所有物件がいくらで売れるかの確認方法や高く売るコツ

マンションの売却を検討中の人は、自分の物件がどれくらいの価値があるのか、いくらで売れるのか、気になるでしょう。

中古マンションの売却相場を地域ごとに、築年数別・間取り別で紹介します。

ただし、売却相場はあくまでも目安のため、より自分が所有するマンションに近い条件で売却相場を知る方法も確認しましょう。
マンションの価格がわかる

中古マンションの売却相場

中古マンションの売却相場は、国土交通省の「土地総合情報システム」で検索して実際の売買事例を見ることで、ある程度把握できます。

実際に中古マンションの売却相場がどのくらいなのかを、4地域で築年数別・間取り別にまとめましたので、確認してみましょう。

※2023年第1四半期の中古マンション売買データを基に集計して作成

※情報に不足のあるデータは除く

東京都の中古マンション売却相場

東京都の中古マンション売却相場は以下のとおりです(使用した売却事例のデータ:1924個)。

東京都の中古マンション売却相場(単位:万円)

間取り 築年数
10年未満 10年以上20年未満 20年以上30年未満 30年以上40年未満 40年以上
1R~1LDK 3,350 2,855 2,986 1,383 2,343
2K~2LDK 8,678 7,359 6,574 3,129 3,220
3K~3LDK 7,751 6,854 5,157 4,445 3,718
4LDK~ 6,860 5,070 5,986 4,964 4,182

※築年数は1月1日基点で換算

データ参照:国土交通省「土地総合情報システム

1㎡あたりの平均単価は約95万円となっています。

大阪府の中古マンション売却相場

大阪府の中古マンション売却相場は以下のとおりです(使用した売却事例のデータ:902個)。

大阪府の中古マンション売却相場(単位:万円)

間取り 築年数
10年未満 10年以上20年未満 20年以上30年未満 30年以上40年未満 40年以上
1R~1LDK 1,990 1,847 1,482 840 915
2K~2LDK 5,869 3,771 2,556 1,758 1,245
3K~3LDK 4,792 3,813 2,534 1,785 1,564
4LDK~ 5,450 4,547 2,924 2,230 1,645

※築年数は1月1日基点で換算

データ参照:国土交通省「土地総合情報システム

1㎡あたりの平均単価は約48万円と、東京都の売却平均単価の約半分になっています。

福岡県の中古マンション売却相場

福岡県の中古マンション売却相場は以下のとおりです(使用した売却事例のデータ:292個)。

福岡県の中古マンション売却相場(単位:万円)

間取り 築年数
10年未満 10年以上20年未満 20年以上30年未満 30年以上40年未満 40年以上
1R~1LDK 1,767 1,437 673 440 1,288
2K~2LDK 5,500 2,675 2,050 1,294 438
3K~3LDK 3,650 2,625 2,429 1,446 1,012
4LDK~ 3,400 2,918 2,755 1,309 1,500

※築年数は1月1日基点で換算

データ参照:国土交通省「土地総合情報システム

1㎡あたりの平均単価は約34万円と、東京都の売却平均単価の約35%となっています。

北海道の中古マンション売却相場

北海道の中古マンション売却相場は以下のとおりです(使用した売却事例のデータ:180個)。

北海道というと広いですが、物件はほぼ札幌市内に集中しています。

北海道の中古マンション売却相場(単位:万円)

間取り 築年数
10年未満 10年以上20年未満 20年以上30年未満 30年以上40年未満 40年以上
1R~1LDK 2,300 1,800 398 510
2K~2LDK 4,167 3,433 1,772 763 1,033
3K~3LDK 4,533 3,280 1,876 1,691 1,458
4LDK~ 3,800 2,394 1,260 1,800

※築年数は1月1日基点で換算

データ参照:国土交通省「土地総合情報システム

1㎡あたりの平均単価は約27万円と、東京都の売却平均単価の3割を切っています。

補足:中古マンションの売却相場に影響する要素

このように、地域や築年数によっても売却相場は大きく変わります。また、地域によっても成約件数が大きく違うのがわかります。

築年数や地域のほかに、どの地域でも中古マンションの売却価格に影響を与える要素には以下のようなものがあります。

立地 駅からの所要時間やアプローチ(坂があるか平たんか)などで変わる
需要と供給の関係 需要が高いのに物件数が少ないエリアは高くなりやすい
室内の状態 部屋や設備がどのくらい劣化しているかによって変わる
人気 間取りや設備が人気のものであれば高くなりやすい
売却のタイミング 不動産価格が上昇傾向にあれば高くなりやすい
共用部分や外観 外壁の劣化具合や管理状況によって変わる
将来の発展可能性 新路線・新駅開業によるアクセス性向上や、商業施設がオープン予定で利便性が向上する場合には高くなりやすい

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自分が所有するマンションがいくらで売れるかの確認方法

このようにマンションの価格を決める要素は複数あるため、おおまかな相場は分かっても自分が売りたいマンションが実際どのくらいで売れるのかはわかりません。

自分が所有するマンションがいくらで売れるかを確認する方法は、主に3つあります。

周辺の販売物件から推測する

マンションの場合、同じマンションの別の部屋が売りに出ているときが度々あるでしょう。築年数と立地が同じなので、ほかの部屋の売り出し価格は参考になります。間取りも大体同じであれば、あとは「階数」と「角部屋かどうか」を考慮すれば、より具体的に自分の部屋の売却価格を予想できるでしょう。

ただし、値引きをする可能性があるため、売り出し価格と実際の売却価格が同じとは限らない点には注意が必要です。

土地総合情報システムで検索する

国土交通省の「土地総合情報システム」を利用すれば、自分の所有物件に近い条件の売買データが検索できます。

引用:国土交通省「土地総合情報システム

検索する具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. 画面左上の「取引時期」を選ぶ
  2. 物件の種類を選ぶ(今回の場合は「中古マンション等」)
  3. 地域を選ぶ(都道府県のみでも検索できますし、地区町村、地区までも選択可能です)
  4. 「この条件で検索」ボタンを押す

検索ボタンを押すと、このように取引データが一覧で表示されます。

表示されたデータは上部見出し部分の矢印を押すと、間取りの絞り込みだけでなく、面積や駅からの距離などの項目でデータの並び変えもできます。自分の所有物件の条件に近い売買データを探すのに便利です。

不動産会社に無料査定を依頼する

周辺の販売情報や土地総合情報システムで大体の相場がわかったあとは、実際に自分が所有するマンションがいくらで売れるのかが気になるでしょう。

自分が所有するマンションの売却相場をより正確に知るには、不動産会社に査定してもらうしかありません。

査定方法には必要な物件情報をインターネット上で入力すると不動産会社から連絡が来るマンションの「一括売却シミュレーター」のようなサービスを利用するか、自分で不動産会社を探して個別に査定を依頼するかのいずれかです。

一括売却査定は手軽で査定までスピーディーな点がメリットですが、多くの不動産会社から連絡が一度に来るため、多くの不動産会社とやり取りするのが負担な人にはあまり向いていません。一方、不動産会社に個別に相談すると、不動産会社を選ぶのが少し難しいですが、落ち着いて査定を受けられます。

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今、中古マンションは高く売れる?

中古マンションを売却する場合、特に急ぐ状況でなければ、できれば高く売却できるタイミングで売却したいものです。

では、現在は中古マンションを売るタイミングとしてどうなのでしょうか。マンション価格の推移や中古マンションを高く売却するコツについて見てみましょう。

マンションの価格相場は上昇傾向にある

上のグラフは、国土交通省が公表している2010年の平均を100としたときの不動産の価格変動を示す「不動産価格指数」の、2014年〜2023年5月までの10年分(全国と3大都市圏)を示したものです。

グラフのとおり、不動産価格は特にここ2・3年で大きく上昇しています。

2023年5月時点で全国の不動産価格指数は188.6、関東圏は182.4です。簡単にいうと、「2010年に3,000万円で買えたマンションは2023年には約5,600万円出さないと買えない」ということなのでその上昇ぶりがよくわかるでしょう。

逆にいうと、その分、中古マンションの売却価格も高くなります。もちろんマンションは築年数の経過によって価値が下がりますが、場合によってはマンション売却で手元に残る金額が当時の購入額とあまり変わらない、あるいは売却益が出る可能性も考えられます。

不動産価格の上昇がこのまま続くのであれば「中古マンションを売却し、今の生活に合った物件をまたいずれ売るつもりで買う」という戦略を取るのもひとつの方法ではないでしょうか。

工夫により相場より高く売却できる

新築マンションの価格がどんどん高騰するなかで、「新築ブランド」への憧れを捨ててコストパフォーマンスのよい中古マンションを希望する人も増えてきています。

中古マンションも売却のタイミングや売却時の工夫によって相場より高く売却できる可能性もあります。

一例として以下のようなものが挙げられます。

  • 汚れが落ちにくく老朽化しやすい水回りの設備や壁紙・フローリングの貼り替えなどの「表層リフォーム」を行う
  • 自分の所有物件と似た条件の競合物件が少ないときに売却する
  • 転勤や子どもの入学が多い時期など需要が上がるタイミングで売却する
  • 室内の物を減らし、居住空間を広く見せる工夫をする
  • 内覧時に部屋を家具や小物でコーディネイトしてモデルルームのように部屋を魅力的に見せる「ホームステージング」を行う

必要に応じてこれらの工夫を取り入れることで、相場より高く売却できる可能性があるので、検討してみるとよいでしょう。

マンション専門の不動産会社に依頼しよう

数多くある不動産会社には、「新築戸建てがメイン」「賃貸中心で売買はあまりやらない」など、得意とする分野がそれぞれあります。また、同じマンションでも居住用物件を得意とする不動産会社と投資用物件を得意とする不動産会社もあります。

マンションの売却を考える際には、マンション専門の取り扱い実績が豊富な不動産会社に相談したほうが安心でき、売却までもスムーズです。中古マンションの売却はマンション専門の不動産会社に任せましょう。

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コラム監修

コラム監修

伊藤 幸弘(いとう ゆきひろ)
株式会社TOCHU(トウチュウ)代表取締役
投資マンション専門家/不動産コンサルタント

プロフィール

2002年より投資用中古ワンルームマンション売買のキャリアをスタート。
20年以上にわたり投資マンション市場に携わり、売主・買主双方のリアルな課題解決を通じて、個人投資家の資産形成をサポートしてきた。
2014年に株式会社東・仲(現:株式会社TOCHU)を設立。
投資用中古ワンルームマンションを中心とした売買仲介・買取事業を展開し、これまでの取扱実績は20,000件以上。
現在、会社には年間7,000件以上の投資マンション売却・不動産投資に関する相談 が寄せられており、多くの投資家の売却戦略や資産運用をサポートしている。
2025年には業界初となる価格透明化サービス 「TOCHU iBuyer」 を展開。
中古投資マンション市場の価格不透明性を解消し、投資家が適正価格で売却できる仕組みづくりを推進している。
「誠実な取引こそが市場の信頼をつくる」という理念のもと、 投資マンション市場の健全な発展を目指して活動している。

専門分野

・投資マンション売却
・投資マンション買取
・オーナーチェンジ物件売却
・不動産投資コンサルティング

メディア掲載・業界実績

投資マンション売却・不動産投資の専門家として、各種メディアや業界媒体で紹介されている。
・NHKにて不動産市場に関する取材
・「住宅新報」にてTOCHU iBuyerが紹介
・「リフォーム産業新聞」にて企業取り組みが掲載
・不動産業界メディア「リビンマガジンBiz」にてサービス紹介
・不動産オーナー向け専門誌「月刊 地主と家主」に書籍が掲載
・ERA LIXIL不動産ショップ全国大会にて成績優秀により複数回受賞。
・不動産業界団体 投資不動産流通協会 の会員として研修・研究活動に参加。
・JAPAN BUILD 「不動産テックEXPO」 のセミナー登壇
不動産取引のデジタル化・透明化に向けた取り組みを発信している。

保有資格

・公認 不動産コンサルティングマスター
・宅地建物取引士
・ファイナンシャル・プランニング技能士
・賃貸不動産経営管理士
・投資不動産取引士
・競売不動産取扱主任者
・日本不動産仲裁機構 認定ADR調停人

著書・実績

『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』(クロスメディア・パブリッシング)

『マンション投資IQアップの法則 〜なんとなく投資用マンションを所有している君へ〜』(CHICORA BOOKS)

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