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大阪府のワンルームマンション売却相場を解説!2023年以降の見通しは?

大阪府はここ数年で大きな開発が進んでおり、人口増加が見込まれる都市として注目されています。
このような状況の中、大阪府で投資用のワンルームマンションを売るタイミングはいつがベストでしょうか。ワンルームマンションは通常のファミリータイプマンションよりも需要が少なく、売りにくいイメージがあります。しかし、現在の大阪府はワンルームマンションの需要が増加している状況にあるため、売却を検討しているオーナーにとっては見逃せない時期だといえます。
今回は、大阪府のワンルームマンションの売却相場や売りどきについて、市場の動向を踏まえて解説します。

目次
大阪府ワンルームマンションの売却相場
国土交通省の「土地総合情報システム」より集計した、2017年から2021年の大阪府で取引されたワンルームマンション(1K含む)の平均売却価格や平均平米単価は以下のとおりです。
| 取引年次 | 平均売却価格 | 平均平米 | 平均平米単価 |
| 2021年 | 1,464万3,137円 | 21.2㎡ | 68万9,057円 |
| 2020年 | 1,437万4,529円 | 21.2㎡ | 67万6,984円 |
| 2019年 | 1,376万2,598円 | 21.7㎡ | 63万3,771円 |
| 2018年 | 1,353万9,233円 | 21.1㎡ | 63万8,815円 |
| 2017年 | 1,322万4,331円 | 21.2㎡ | 62万2,791円 |
2021年の大阪府のワンルームマンション平均売却価格は、1,464万3,137円でした。
5年前の2017年の平均売却相場は、1,322万4,331円であることから、5年間で平均売却価格が140万円以上上昇していることがわかります。大阪のワンルームマンションの価格をより詳しく把握するために、平均平米単価の推移にも注目してみましょう。

平均平米単価もここ5年間で上昇傾向にあり、2021年はここ5年間でもっとも高い価格でした。
2022年以降にワンルームマンションの売却を検討している方は、予想以上に高い価格で売却できるかもしれません。また、5年間でワンルームマンションの取引件数が一番多かったのは中央区で971件です。続いて、北区の737件、淀川区の584件でした。
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2023年以降の大阪府ワンルームマンション市場の見通し
2023年以降の大阪府は大きなイベントが複数あるため、それに合わせてワンルームマンションの需要も大きく変化していくことが予想されます。
2025年に大阪万博が開催
2025年4月13日から10月13日まで、大阪府夢洲地区で大阪万博が開催されます。経済効果は2兆円、来場者数は約2,820万人といわれる一大イベントとなっており、人口の流入が予測されています。
参考:開催概要 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
近年、国際事業に向けて建築された建造物は、イベント終了後も使用継続できるような仕様になっています。つまり、大阪万博の需要に合わせて拠点を置いた企業がイベント終了後に撤退することがなく、継続して事業を行う可能性が高いといえます。
このことから、周辺エリアの不動産需要は増加し、さらに万博閉幕後も需要は継続されるものと推測できます。需要が継続するエリアの収益物件は利回りがよく、売却する際の売却価格も高くなります。
そのため、開催エリア付近のワンルームマンションは、投資用物件として購入検討する投資家にとっても注目のエリアだといえるでしょう。
2025年問題により、ワンルームマンション市場は減少?
大阪万博と同タイミングで、日本は「2025年問題」に直面することになります。日本の人口は減少を続ける一方、2025年には4人に1人が75歳以上という超高齢者社会に突入します。
いわゆる2025年問題と呼ばれる問題ですが、ワンルームマンション市場にも大きく影響を与えます。高齢者になることで生活が1人で維持できずに住んでいるマンションを売却するというオーナーが増えます。そのため、競合となる中古マンションが多く出回ることになります。
このような状態になってから、ワンルームマンションの需要が維持されるのは難しいといえます。つまり、ワンルームマンションを売却するタイミングは大阪万博開催前に一度訪れ、その後は需要が低下するおそれがあります。
2025年以降は見通し不透明
2025年以降は人口問題や大阪万博閉幕後ということもあり、大阪府のワンルームマンション市場がどのように変化していくのかを把握することは困難です。
そのため、ワンルームマンションを売るタイミングとしては、まず大阪万博による需要増加が見込まれる前の1〜2年が分岐点だといえるでしょう。
ワンルームマンションを高く売るポイント3選
ここでは、ワンルームマンションをなるべく高値で売却するためのポイントを3つ解説します。
希望売却価格よりも少し高めに売り出す
ワンルームマンションは居住用として購入する買い手もいますが、収益物件用として投資家が購入するケースが多いです。
投資家がワンルームマンションを購入する際、価格交渉を行うことが一般的です。交渉があることを前提に希望売却価格よりも少し高めに売り出すとよいでしょう。
また、大阪万博やそれ以外の都市開発により大阪府の需要が高まっている現在であれば、高めの価格設定であっても価格交渉なしで売却が成立する可能性は高いです。
買取ではなく仲介で売る
早く売ることよりも高く売ることを優先するなら、仲介での売却を検討してください。仲介で売るとは、不動産会社に売却依頼をして市場に物件を売り出すことをいいます。
一方で、買取は市場に売り出すのではなく、不動産会社に直接買い取ってもらいます。買取は不動産会社が再販を目的として買い取るため、買取価格が仲介の7割程度になってしまいます。しかし、買い手を探す手間がないため、早期売却を目指す方にはおすすめの売却方法です。
売却期間に余裕があり少しでも高く売りたいという方は、仲介での売却がよいでしょう。もし、ワンルームマンションの売却が初めてという場合は、自分にはどちらの売却方法が適しているのかを一度不動産会社に相談することをおすすめします。
ワンルームマンションの実績が豊富な不動産会社を選ぶ
ワンルームマンションの売却を成功させるためには、実績が豊富で信頼できる不動産会社に依頼することを意識しましょう。実績が豊富かどうかは、訪問査定時に担当者が提示する販売方法や周辺の市場動向の知識が豊富かどうかである程度判断できます。
たとえば、ワンルームマンションを購入する買い手がどのような顧客層なのかを把握していくかどうかは重要です。具体的にどのようなターゲット層に向けてどのような戦略で販売していくのかを提示してくれる不動産会社に依頼するようにしましょう。
現在需要が増加している大阪府ではワンルームマンションも売りやすい状況になっています。このような状況下で最適な売却をするためにも、信頼できる不動産会社探しに注力することをおすすめします。
あなたのマンション・アパートの価格が分かる
コラム監修
伊藤 幸弘(いとう ゆきひろ)
株式会社TOCHU(トウチュウ)代表取締役
投資マンション専門家/不動産コンサルタント
プロフィール
2002年より投資用中古ワンルームマンション売買のキャリアをスタート。
20年以上にわたり投資マンション市場に携わり、売主・買主双方のリアルな課題解決を通じて、個人投資家の資産形成をサポートしてきた。
2014年に株式会社東・仲(現:株式会社TOCHU)を設立。
投資用中古ワンルームマンションを中心とした売買仲介・買取事業を展開し、これまでの取扱実績は20,000件以上。
現在、会社には年間7,000件以上の投資マンション売却・不動産投資に関する相談 が寄せられており、多くの投資家の売却戦略や資産運用をサポートしている。
2025年には業界初となる価格透明化サービス 「TOCHU iBuyer」 を展開。
中古投資マンション市場の価格不透明性を解消し、投資家が適正価格で売却できる仕組みづくりを推進している。
「誠実な取引こそが市場の信頼をつくる」という理念のもと、 投資マンション市場の健全な発展を目指して活動している。
専門分野
・投資マンション売却
・投資マンション買取
・オーナーチェンジ物件売却
・不動産投資コンサルティング
メディア掲載・業界実績
投資マンション売却・不動産投資の専門家として、各種メディアや業界媒体で紹介されている。
・NHKにて不動産市場に関する取材
・「住宅新報」にてTOCHU iBuyerが紹介
・「リフォーム産業新聞」にて企業取り組みが掲載
・不動産業界メディア「リビンマガジンBiz」にてサービス紹介
・不動産オーナー向け専門誌「月刊 地主と家主」に書籍が掲載
・ERA LIXIL不動産ショップ全国大会にて成績優秀により複数回受賞。
・不動産業界団体 投資不動産流通協会 の会員として研修・研究活動に参加。
・JAPAN BUILD 「不動産テックEXPO」 のセミナー登壇
不動産取引のデジタル化・透明化に向けた取り組みを発信している。
保有資格
・公認 不動産コンサルティングマスター
・宅地建物取引士
・ファイナンシャル・プランニング技能士
・賃貸不動産経営管理士
・投資不動産取引士
・競売不動産取扱主任者
・日本不動産仲裁機構 認定ADR調停人
著書・実績
『投資ワンルームマンションをはじめて売却する方に必ず読んでほしい成功法則』(クロスメディア・パブリッシング)
『マンション投資IQアップの法則 〜なんとなく投資用マンションを所有している君へ〜』(CHICORA BOOKS)


